働き方

成果を出す働き方; 目標設定の正しいやり方

成果を出す働き方; 目標設定の正しいやり方

こんにちは、Ayamiです。
今回は、目標をどう設定したらよいかわからない、適切な目標設定ってどうやるのかわからない、目標を作っても達成できない人向けに、成果を出すための目標を設定する方法について、ご紹介します。

目次
あなたの目標設定は間違っている!?よくある失敗例
失敗しない目標設定方法
まとめ

あなたの目標設定は間違っている!?よくある失敗例

失敗例①; 目標値が数値化できない目標になっている

これは、”○○をする”といった数値では表せない目標を掲げている失敗例です。
目標はいつも数値で管理しなければいけなません。
数値は、誰でも客観的に評価できる指標です。
例えば、”お客様訪問件数○件”といった目標にし、実際行った件数は○件と管理・評価することです。
数値で管理できない、言い換えると、”できた”・”できない”で評価できる目標は絶対にやめましょう。

失敗例②; 目標が曖昧になっている

これは、目標が曖昧こなってしまっていて、結局どうゆうことが目標なのか客観的に見てわからない目標をに掲げている失敗例です。
具体例を挙げると、”お客様に1日1回感謝される”という目標です。
“お客様に感謝される”、、、、感謝とはいろいろな種類の感謝があります。
荷物を持ってあげる、道を空ける、サービスを提供する、こういったさまざまな場面で感謝されます。
この目標だと、こういった場面でどれでも該当してしまい、曖昧となってしまいます。
本当の目標は、”サービスを提供して感謝されること”だとする場合、”サービスを提供したお客様に感謝される”ことを目標にしましょう。
こうすることで、具体的な目標にすることができます。

失敗例③; 目標が高すぎる

これは、あるあるですね。到底達成できない・達成することが非常に難しい目標を設定してしまうことです。目標達成の難易度は、市場や経済の動向の影響も受けます。
去年まで簡単に達成できたものが、今年は環境が激変し難易度が上がってしまう場合もあります。
環境の変化はあなたではどうしようもありません。
できれは、環境変化を加味し少し頑張れば達成できそうな目標設定にしたほうがよいです。
現実と目標があまりに乖離(かいり)していると、”どうせ達成できない””この目標は高すぎて無理”とやる気が削がれてしまったりし、モチベーションが低下します。

失敗しない目標設定方法

目標を設定する方法を、ステップに沿って説明します。

今回の目標設定方法は、、ビジネスシーンでよく使われるKGI・KPIを設定するときの方法と同じですので、会社でKGI・KPIを作らなければいけなくなった方も参考にしていただけると嬉しいです。
KGI(重要目標達成指標):Step1で設定した目標
KPI(重要業績評価指標):Step2・3で設定した目標

Step1 一番達成したい多いな目標を掲げる(KGI)

ここで掲げる目標は、あなたが一番達成したいかつ、会社での目標とする場合は会社が望んでいる目標と一致させてください。
例えば、あなたが営業をしていて”会社目標が売上高前年比10%増”としている場合、あなたの目標は”売上高前年比○○%増”と掲げます。
これは、会社の目標の一部は、あなたの目標となるからです。こうすることによって会社にあなたが貢献しているということを表すことができます。
また、会社が10%売上増を目標にしているからあなたも単純に10%増とすることも悪くないですが、会社は会社全体で10%増です。
もしかしたら、あなたの営業エリアでは市場が悪くなり環境が変わって売上高を維持するのも一苦労かもしれません。
そういった環境を加味して目標値を立てることができると自分の身の丈に合い、狙える目標を立てることができます。

Step2 Step1で設定した目標を達成させるために何をするか考え、小目標を作る(KPI)

Step1で設定した目標は、一番達成したい目標なので一番大きな目標です。
また、目標なのでなにも行動しなければ、目標は達成できません。
このStep1で設定した目標を達成させるために、何をするのか考えます。
例えば、Step1の例でいうと、一番達成したい目標は、”売上高○%増”です。

ここで、売上を上げるためには売上高を決める構成要素を知る必要があります。
売上高の構成要素は、売上高=売上単価×個数です。
この数式からわかるように、売上高を上げるためには、売上単価を上げる、もしくは売る量を増やすということになります。

ここからそれぞれ解説すると
売上単価を上げる方法は、単価の高い商品Aを積極的に販売することです。
“単価の高い商品Aの販売数増加”が小目標になります。

売る量を増やす方法は、購入客を増やすもしくは、一人当たりの購入個数を上げることです。
“購入客の増加”・”一人当たりの購入個数増加”この二つが小目標になります。

小目標は、Step1で設定した大目標1つに対して3~5つあれば十分です。

Step3 小目標の目標値を決める(KPI)

小目標が作成できましたら、それぞれの小目標の今までの実績を確認しましょう。
今までの実績がわからないと、新たな目標値も作れません。
実績を基に、売上高10%増だから、単価の高い商品Aは○○個/月を目標にする、購入客5%増加を目標とするなど、小目標の目標値はそれぞれ目標によって難易度が違うので、それに合わせた目標を立てましょう。

以上が、失敗しない目標設定の方法です。

まとめ

いかがだったでしょうか。いつも目標を作成するのに苦労していた方もStepに沿って考えていくことで今後はそんなに苦労せず目標を設定することができるかと思います。
目標を設定することは、仕事のメリハリ・やりがいに繋がるので、適切な目標を設定することがすごく重要で、達成できない目標・管理しない目標は意味を成さないです。そんな目標を作るのであれば、作成する時間が無駄です。
適切な目標を持ってキラキラ働ける人が増えると嬉しいです。