
「エコワン」ってどんなお手入れが必要なの?

メンテナンス方法は?
ハウブリッド給湯器「エコワン」を購入したはいいものの、安心して長く使うためには、どうしたら良いのかわからない人は多いです。
定期的なお手入れやメンテナンスをすることで、効率を落とさず長く使うことができます。
この記事では、「エコワン」のお手入れやメンテナンスについて解説していきます。
「エコワン」メンテナンスについて
安心して長くエコワンを使うために、半年に1回以上メンテナンスすることが推奨されています。
メンテナンスと言われると、メンテナンス業者を呼んで、いろいろ見てもらわないといけないの?
と思いがちですが、全くそんなことはありません。
メンテナンスと言っても、自分で出来るものばかりなので、
この記事を読んで、正しくメンテナンスをしましょう。
- STEP1メンテナンスの準備
カバー類の取り外し
- STEP2メンテナンスの実施
タンクのメンテナンス
ストレーナーのメンテナンス
- STEP3メンテナンス終了
- 必ずガス栓を閉め、ガス熱源機の電源プラグを抜き、ヒートポンプユニットの漏電遮断器を「OFF」にして、機器が冷めてから行うこと
- フロントカバーなどは決して外さないこと(連結据置台、ガス熱源機据置台、ガス熱源機配管カバーのフロントカバーは除く)
「エコワン」メンテナンスの準備
「エコワン」のメンテナンスをする前に、本体に取り付けられているカバー類を取り外しましょう。
タンクユニットの前板下の取り外し方
化粧ねじ2本を取り外し、前板下を取り外します。

連結据置台のフロントカバーの取り外し方
化粧ねじ2本を取り外し、フロントカバーを取り外します。

ヒートポンプユニットの配管カバーの取り外し方
化粧ねじ(1本)を取り外し、ヒートポンプユニット配管カバーを下図の→のように外します。

「エコワン」メンテナンスのしかた
メンテナンスの準備が完了したら、実際にメンテナンスを行っていきます。
メンテナンスは、タンクとストレーナーの2カ所です。
それぞれメンテナンス方法を解説していきます。
タンクのメンテナンス
タンクから排水して、タンクの底の湯あかを流します。
- STEP1ヒートポンプユニットの漏電遮断器を「OFF」または、ヒートポンプユニットが接続されている分電盤の配線用遮断器を「切」(OFF)にする。
- STEP2給水元栓⑫を閉める
- STEP3排水栓⑪を開ける
- STEP4水抜き栓⑦を開ける
- STEP5約2分間排水する
熱いお湯が出る場合があるので、注意!
- STEP6排水栓⑪、水抜き栓⑦を閉める
- STEP7タンクユニットに水はりをして、終了!
リモコンで「タンク自動水はり運転」機能で水はりを行う、
もしくは、手動で水はりを行う
ストレーナーのメンテナンス
給水水抜き栓先端のストレーナーのお手入れです。
ストレーナーにごみなどが付いているとお湯の量が少なくなります。
特に、近くで水道工事があったときに、注意が必要です。
給水元栓、水抜き栓の位置は以下の通りです。

- STEP1給水元栓⑫を閉める
- STEP2タンクユニットの給水水抜き栓②を左に回してはずして、ストレーナーに付いているゴミを取り除く
機器の使用直後は、水抜き栓から機器内に残った熱いお湯が出ることがあります。
機器が冷めるまで待って必ず給水元栓を閉めてから行うこと
- STEP3タンクユニットの給水水抜き栓②をもと通りに取り付ける
必ずガス熱源機の給水水抜き栓㉒を取り外す前の行うこと
- STEP4ガス熱源機の給水水抜き栓㉒を左に回してはずして、ストレーナーに付いているゴミを取り除く
機器の使用直後は、水抜き栓から機器内に残った熱いお湯が出ることがあります。
機器が冷めるまで待って必ず給水元栓を閉めてから行うこと
- STEP5ガス熱源機の給水水抜き栓㉒をもと通りに取り付ける
- STEP6給水元栓⑫を開けて、終了!
「エコワン」メンテナンスが終了したら…
ガス栓を開け、取り外したカバー類(連結据置台のフロントカバー、タンクユニット前板下、ヒートポンプユニットの配管カバー)をもと通りに取り付けて、メンテナンス終了です!
こちらも忘れずに!「エコワン」の日常点検
以上のことを点検しましょう。
燃焼部などは年1回程度の定期整備がオススメです。
これは、業者さんに整備をお願いする必要がありますが、整備を受ける先が不明の場合や整備費用などについては、エコワンを購入した販売店もしくは、リンナイお客様センターに問い合わせてみてくださいね。
「エコワン」お手入れ・メンテナンスのまとめ
「エコワン」のメンテナンスは、タンクとストレーナーの2つです。
その他は、今までと違いはないか、異常がないかの点検をすれば問題ありません。
メンテナンスは、半年に1回以上は実施し、
年に1回は定期整備として、業者さんにお願いし、エコワン内部の整備や部品交換などをお願いしましょう。
メンテナンスをきちんと行うことで、長く安全に使うことができますし、給湯器の効率を維持することができます。